東京シティフィル・ハーモニック交響楽団 「交響組曲ドラゴンクエストⅠ-Ⅲ ベストセレクション」

12月17日、東京シティフィル・ハーモニック交響楽団のコンサート「交響組曲ドラゴンクエストⅠ-Ⅲ ベストセレクション 」を鑑賞。

素晴らしかった。

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今回のコンサートは、ドラクエのシリーズの1-3、いわゆる「ロト三部作」のBGMからセレクトした構成。おなじみの曲が多く、聴くだけでゲームの場面が脳裏に浮かぶ。

ドラクエのオーケストラコンサートを初めて聴いたのは2017年2月、墨田トリニティホールで、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏だった。それからすっかり生オーケストラにハマってしまい、2年でかれこれ10本以上、ドラクエのオーケストラコンサートに足を運んでいる。

東京シティフィルは、数ある交響楽団の中でも、積極的にドラクエコンサートを開催している。自分はこの2年間で

  • ドラクエ1-3 2回
  • ドラクエ5 1回
  • ドラクエ8 1回
  • ドラクエ11 2回

と、合計6回コンサートを聴いた。

1,2回ほど、素人の耳にもハッキリわかるほど「なんでここで音が外れるんだろう?」というコンサートもあった。しかし、ミスもなく最後まで演奏しきったときの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあり、つい足を運んでしまう。

特に、指揮者が井田勝大さんのコンサートは、随所にサービス精神が溢れている。たまに喋りが長引いてしまうこともあるが、総じてドラクエの世界に寄り添ってくれ、観客を楽しませよう、という意識がよく分かる。

ドラクエコンサートは家族連れも多く、小さい子供にもちらちら見かける。そんな子どもたちが飽きないような工夫をしてくれる。音楽素人が飽きないように、楽器の話を交えたり、演奏法をわかりやすく説明したり。

指揮っぷりも素晴らしく、まるで火花が飛び散るような情熱的な指揮をするため、見ていて、そして聴いていて飽きないのだ。

下の画像はコンサートのアンコール紹介のチラシだが、ドラクエファンが思わずクスッとする内容で、楽しい。

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2019年は、ドラクエの1-11までを、ほぼ毎月定期的に演奏するという挑戦的な試みをするそうである。こちらも非常に楽しみで、今から待ち遠しい。

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