ムンク展を見に行った

2018年12月7日、上野の東京都美術館へ、「ムンク展」を見に行きました。

ムンクは「叫び」ぐらいしか知らないのですが、それ以外にも非常に沢山の作品が展示されていました。

 

最初に目に入ったのは、多数の自画像と、親しい人たちの病床の様子や、葬儀を描いた絵など。

いきなり気が滅入るような絵画の連続で、最初の15分は苦痛でしょうがなく、「なんで来てしまったんだろう」と本気で後悔しました。ムンクの「愚痴」や「自分語り」を延々聞いている感じがして、ひたすら辛かったです。

しかし、最初のコーナーをすぎると、徐々に様々な絵画の展示が続き、会場のちょうど真ん中ぐらいに有名な「叫び」の原画が。

2時間ほどかけて見終わった後の感想は

「まったく自分の趣味ではないが、展示会としては素晴らしく、見ごたえがある」

という感想でした。

絵画は全般的に色調が暗く、陰鬱な作品が多いのですが、それも含めて圧倒される展示だった。

休日出勤の代休で、金曜の午前中に見たのですが、人もそれほど多くなく、落ち着いてみることができました。

精神的に疲れる絵が多いため、疲れている・悩んでいるなど、精神的に弱っている状態の人にはおすすめできない展示会でもありました。

それも含めて、展示会としては素晴らしかった。

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